個人投資家は、利益を上げることより損益を出さないことを優先しよう!

FX業者を選び、口座開設して入金もした。
さあ取引を始めよう!と意気込む気持ちはわかります。
しかし、あなたの目的はFX取引をすることではなく、資産を殖やすことのはず。
FX初心者でも比較的安定して資産を殖やすために、工夫はできます。その方法を紹介します。

個人投資家の強み

ポイントは、私たちは個人投資家であること。
投資のプロである機関投資家にはない強みがあります。
それは、常にトレードに参加する必要はないということ。
相場には、読みやすい時期と読みにくい時期(その人にとって、得意な状況と苦手な状況)があります。
機関投資家はそれが仕事ですので、困難な状況でも相場に立たなければなりません。
一方、個人投資家にはその必要はありません。この戦わない自由を、存分に活用しましょう。

多数のGoサインが重なる時しか取引しない

為替が変化する要因には、さまざまあります。
例えば、ユーロ/円の通貨ペアを例に挙げると、

・短期的な円高/円安要因:日本の政治家の発言や企業のニュースなど
・中長期的な円高/円安要因:日本経済のステータス
・短期的なユーロ高/ユーロ安要因:ヨーロッパ各国の首脳の発言や経済界の事件など
・中長期的なユーロ高/ユーロ安要因:ヨーロッパ各国の経済のステータス


の大きく分けて4通りの要因があります。
もちろん具体的には、この4つのそれぞれに複数の要因が存在することが普通です。
そして、この全部が一致したときにしか取引しないのです!つまり、短期的にも中長期的にも円高に進みそうで、短期的にも中長期的にもユーロ安に進みそうなときに、ユーロを売って円を買うのです。
そして、それ以外の時には取引しない。それじゃあ機会損失だ!と考えてはいけません。
そもそもFX取引はレバレッジをかけて高額の取引をしているのです。比較して勝算の高い時だけの取引で、十分稼げます。

指値で弱気に注文する

ユーロを売ると決めたら次は注文の仕方です。
一番いけないのはいきなり成り行きで注文すること。
そもそも為替の変動にはとても短い波長の波があります。
どんなに勝算があっても、いきなり含み損が発生すれば、FX初心者は冷静ではいられません。
チャート図を眺めていてなんとなく把握した波の、売るなら一番高いところ、買うなら一番低いところで指値注文しましょう。
注文できれば、最も利益を上げられるポイントです。
注文成立しない可能性が高いのは事実です。
しかし、考えてみてください。
それというのは、プラスになるかプラスマイナスゼロかの違いなのです。
マイナスになる可能性をなるべく排除するのが、個人投資家が勝つための近道です。

利益確定、損失確定をルール化して取引をする

損失を出さないように、損失確定をルール化して徹底するようにしなければいけません。FXも株式投資もそうですが、どんなに勝率が高かったとしても、損失が大きければ利益を出すことは難しいです。利小損大になってしまい、どれだけ取引しても一向に資産は増えません。「損益を出さないことを優先する」というのは、いかに損失確定を徹底して行えるかでもあります。株式市場でも、日々、株安や株高など、株価が動く中で、運用ルールを決めておけば、焦ることなく株取引できます。FX投資も同様です。為替相場が動く中で、ルールを決めておくと、大負けはしない可能性があります。

損益を出さないように取引していくことで利益を上げていく

「利益を上げる」という意識ではなく、「損益を出さない」という意識で投資に取り組むことで、結果として利益が上がることがあります。利益を上げることばかり考えて投資すると、ハイリスクを伴う大きな勝負に出る可能性があります。一方で、損益を出さないことを意識して取引すると、大勝負に出る可能性は低く、わずかな利益や損失でも迷わず利益確定、損切りを行います。 仮に含み損を出した場合も、株式投資の配当金や株主優待、FXのスワップ金利など、わずかな利益でも得続けることにより、長期的には大きな利益に繋がります。損益を出さないことを意識して取引することは、株式投資やFXに限ったことではありません。オプション取引や商品先物取引などのデリバティブ取引などの投資商品・金融商品でも同じです。長く資産運用していくなかで、少しでも運用益を出せるように取り組むことが大切です。年間利回りが1〜2%だったとしても、10年、20年運用すれば大きな数字へと変わります。最初から利益を上げることだけを考えて、信用取引や過剰な取引量で売買しても、上手く資産形成していくことは難しいでしょう。

 

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